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Vallee de la Loire
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Loire Sauvion Sauvion Michel Redde Michel Redde



 産地説明


ヴァレ・ドゥ・ラ・ロワール
 フランス最大の河川であるロワール河流域は、「フランスの庭園」と呼ばれ、かつては王侯貴族が居城を構えた美しい地方です。この流域にも、河口に近いナントから上流のフランス中央部にいたるまで、ヴァラエティに富んだワインが生産されています。
 ナントの南に広がる広大なワイン産地はミュスカデです。この地方でムロン・ド・ブルゴーニュと呼ばれる酸味の豊かな品種を用い、シュール・リー法で醸造します。シュール・リー法とは、発酵によって生じた酵母の死骸、すなわち澱を、ワインと一緒に寝かせておく醸造法です。これによってワインに滋養がもたらされ、旨味のある味わいとなります。
 アンジュー・ソミュール地区で最も知られているワインは甘口のロゼ・ダンジュですが、ソミュール・シャンピニーのようにカベルネ・フランから造られる、しっかりとした酒質の赤ワインもあります。また、シュナン・ブランからカール・ド・ショーム、ボンヌゾー、コトー・デュ・レイヨンなど甘口のワインが造られています。
 トゥーレーヌ地区には、ソミュール・シャンピニー同様、この地方でブルトンと呼ばれるカベルネ・フランを用い、シノン、ブルグイユなどの赤ワインがあります。冷涼な気候のためにかつては完熟が難しかったのですが、近年は栽培農家の努力により、しっかりとしたコクのあるシノンやブルグイユが増えています。また、ヴーヴレやモンルイなど、辛口から甘口、はては発泡酒まで、さまざまなスタイルの白ワインがシュナン・ブランを用いて造られています。
 フランス中央部にはサンセールとプイイ・フュメの産地があります。どちらもソーヴィニョン・ブラン100パーセントの辛口白ワインですが、右岸と左岸に分かれたこの2つの産地は、テロワールの違いからスタイルの異なるワインを生み出します。凛とはりつめた緊張感を感じさせるサンセールに対し、プイイ・フュメはよりたおやかです。サンセールにはピノ・ノワールを用いたロゼや赤ワインもあります。